今回の旅行も、前回と同じ中国東方航空の上海乗り継ぎ便で予約してみました。  出発は土曜日の早朝です。 前日の仕事は夜勤で、仕事を終わって、速攻で帰宅して準備して出発することにしました。  ちょうど今、台風が上海に接近しています。  ちょっと心配していました。

夜勤の休憩をしていたら旅行会社HISからメールが届いていました。  開いてみると、上海行きは欠航だそうです。  ショックです。  今まで、乗ろうとした飛行機が欠航したことが無く、どうして良いのかわかりません。  とりあえず仕事を終えて、急いで帰って、予定通りの始発電車で空港に向かいました。  乗る飛行機が決まってない不安な状態で空港に向かうことになってしまいました。 旅はできるのかな?

朝7時、空港に到着しました。  やっぱり8:55発は欠航です。  どうも欠航の理由は、何かの理由で飛ぶ予定の飛行機が名古屋まで来ていないようです。  カウンターに並んで、どうしたら良いのか聞いてみました。

.

自分が予約したチケットは旅行会社のHISでネットで予約しました。  予約のキャンセルは、その旅行会社でしか出来ないし、別便の手配もここでは出来ないと言われてしまいました。  もしかしたら、大きな航空会社だったら、別便の手配もしてくれたかもしれません。  旅行会社も朝7時ではまだ開いていないし電話で聞くこともできません。  とりあえず次に乗るパリ行きも乗れないのでキャンセルしないといけません。  もう一度カウンターに並んで聞いてみたら、最初に乗る便がキャンセルになったら自動的に後の便も乗れないからキャンセルになると言われました。  念の為欠航証明書をもらっておきました。  キャンセルは大丈夫そうなので、次は新しいチケットの手配です。

.

こんなに良い天気なのに飛行機が飛ばないなんて。

フランスのホテルはもう予約して料金も払ってあります。  やっぱりフランスへ行くしかありません。 どこかでチケットを購入しないといけません。  空港の案内所で、どこでチケットが買えるかきいてみました。  空港ではチケットは買えないそうです。  初めて知りました。  もう一度ネットで予約した方がいいそうです。  スマホアプリでパリ行きのチケットを探してみました。

スマホアプリ「スカイスキャナ」でチケットを探してみました。  行きはパリまで、帰りはニースからパリ経由で名古屋までです。  

一応見つかりました。  価格も高いし、購入する旅行会社が外国のよく知らないサイトです。  海外の旅行会社での購入の注意点は、アクシデントがあった時、対応を英語でしないといけないことです。  本当は日本の旅行会社で購入したかったけど、売ってなかったのでしょうがありません。  ここで購入することにしました。  スマホでここのサイトにつなぎ、購入手続きに入ろうと思ったのですが、ページが止まってしまい、次へ進まなくなってしました。

ちょっとこの複雑なチケットは買えそうにないので、シンプルに名古屋ーパリ往復で調べてみました。  これならたくさんありました。  価格の安いのから色々調べていきました。  理想は乗り継ぎ1回で運行時間17時間ぐらいです。  価格を上げていきましたがなかなか時間効率の良い思ったようなダイヤの物は見つかりません。  どうしてもパリまで行きたいので、時間効率をあきらめて、もう一度安いのから調べてみました。  そうしたら、価格が安くて、まあまあ効率の良いチケットが見つかりました。  航空会社はキャセイパシフィック航空という香港の航空会社で、販売もその航空会社でした。  航空会社の直接の販売なら一番安心です。  行きは台湾と香港の2回の乗り継ぎになりますが、この際わがままを言ってられません。  これに決めました。

スマホでこの航空会社のサイトに繋いで手続きを進めていきました。  今までパソコンで購入していたので、小さい画面のスマホでの購入は初めてです。 

何とか購入できたようで、無事eチケットがメールで届きました。   これで一安心です。

念の為eチケットをコンビニでプリントしておいて、それを搭乗手続きで見せて、無事航空券を入手することが出来ました。

出国手続きも終わり出発ゲートの前で待っていると、案内放送で自分の名前が呼び出されました。   

搭乗ゲートのカウンターに行ってみると、香港でのパリ行きの乗り継ぎがギリギリだから、真ん中の台北乗り換えの便をちょっと早いのに変更してくれるということでした。  確かに少しでも早い方が安心です。  このチケットの1本目と2本目は同じフライトナンバーになっており、台北に着いた後同じ飛行機が香港行きになるそうです。  でも、この変更が今後起こるアクシデントの原因になったかもしれません。

やっとパリへ行けます。

16:40出発の予定がダイヤが乱れていて1時間遅れ、朝7時から空港に来て午後6時、やっと離陸出来ました。

台北空港に近づきました。  ここも台風の通り道だったからか、運行が乱れていて着陸許可が出ず、空港近くをくるくる旋回しています。  1時間遅れで出発したのに到着がだいぶ遅れそうです。  でも、乗り継ぐ次の飛行機は今乗っている飛行機なので、乗り継ぎで先に行ってしまうことはないので安心です。 

20:50、2時間遅れで台北に到着しました。  次のフライトは21:00発なので、後10分しかありません。  でも安心です。  次の飛行機も同じ飛行機なので、出発も遅れるから乗り継げないことはありません。

21:40、乗り継いで香港行きの便、40分遅れで台北空港を出発しました。

23:55頃、1時間遅れで香港に到着しました。  香港出発の次の便は0:05です。 時間は10分しかありません。  香港空港は大きいし、荷物検査もあるので絶対10分では間に合いません。  でも急ぎました。  荷物検査も終わり、搭乗ゲートに向かいました。  チケットには搭乗ゲートナンバーが書かれておりません。  案内所に行ってチケットを見せながらゲートナンバーを聞きました。

そうしたら、ゲートナンバーが書かれた新しいチケットを渡してくれました。  そして、ゲートナンバーは66だから急いでと言っています。  急ぎ足で66ゲートに向かいました。  通路では、自分が乗るフライトナンバーのボードを持った案内係の人がこちらだと呼んでいます。  駆け込み乗車のような感じで、ギリギリ間に合い、席に着いてすぐ出発の態勢に入りました。

席に着いて一安心して席の液晶ディスプレイを見ていました。  よく見ると行き先がスペインになっています。  隣の席の人も日本人だったので、この飛行機スペイン行きか聞いてみました。  やっぱりマドリード行きだと言います。 チケットを見直してみたら、行き先もマドリードに変わっていました。 どうも行き先の違う飛行機に乗ってしまったようです。 もう扉も閉まり出発の体制に入ってる所で立ち上がってスチュワーデスさんの所へ行って、自分の行き先はパリだと話しました。 そうしたら、スチュワーデスさんもびっくりして、パリ行きの乗客がこの飛行機に乗っていると連絡してくれました。  そして、この飛行機にも日本語が話せるスチュワーデスさんも乗っていて、事情を聞きに来てくれました。  何でこうなったのか調査してくれる事になりました。  パリには送り届けるので安心してくださいという事でした。

フランスを飛び越して、スペインに行く事になってしまいました。  

結局何でこうなってしまったかと言いますと、一番最初に買った3枚のチケットは同時に買ったので、乗り継ぎの情報が行っていたけど、真ん中の便を変更してしまったので、乗り継ぎの情報が行ってなくて、パリ行きは出発してしまったようです。  そして、香港空港の案内係の人は、パリへ行くにはマドリード行きに乗って、そこでパリ行きに乗り継ぐのが一番早く行く方法だと判断して、マドリード行きのチケットを渡してくれたようです。 多分説明してくれていたかもしれないけど聞き取れませんでした。

僕の旅、どうなってしまうのだろう。

.

.

.

.

.

.

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です